2025/08/25投稿者:ミケジョ事務局

夏の仕事対策⑪ストレスフルな夏を乗り越える!仕事の「メンタルヘルスケア」

こんにちは、アイビーズ株式会社です!

夏の暑さや体力の消耗は、知らず知らずのうちに心にも大きな負担をかけます。「イライラしやすくなった」「やる気が出ない」「漠然とした不安を感じる」など、心に不調を感じる方もいるかもしれません。今回は、ストレスフルな夏を乗り越えるための、仕事中の「メンタルヘルスケア」について解説します。

 

なぜ夏はメンタルが不調になりやすいのか?

 

  • 自律神経の乱れ: 暑さと冷房による温度差は、体温調節を司る自律神経に大きな負担をかけます。自律神経は、心身のバランスを保つ重要な役割を担っているため、その乱れはイライラ、不安、不眠などの精神的な不調に直結します。

  • 睡眠不足: 寝苦しい夜が続き、質の良い睡眠が取れないと、疲労回復が遅れるだけでなく、脳の機能にも影響を与え、精神的な安定が保ちにくくなります。

  • 食欲不振・栄養不足: 偏った食事や食欲不振で、メンタルの安定に必要な栄養素(特にビタミンB群やトリプトファンなど)が不足しやすくなります。

  • 夏のイベントとの比較: 周囲の人が楽しそうに夏休みを過ごしているのを見て、自分と比較し、仕事への不満や閉塞感を強く感じてしまうこともあります。

 

夏のメンタルヘルスケア:今日からできること

 

  1. 「頑張りすぎない」ことを意識する: 完璧主義にならず、「今日はこれくらいで十分」と自分を許す気持ちも大切です。無理はせず、体と心の声に耳を傾けましょう。

    • タスクの優先順位を見直す: 夏はペースを落としても良い時期と捉え、本当に重要なタスクに絞って集中しましょう。

    • 休憩を増やす: いつもより頻繁に、短時間でも良いので休憩を取り入れましょう。

  2. 質の良い「リフレッシュ」を取り入れる: ストレスを溜めないためには、定期的な気分転換が不可欠です。

    • 軽い運動: ウォーキングやストレッチなど、無理のない範囲で体を動かすと、ストレス解消効果があります。

    • 趣味の時間: 仕事から離れて、心から楽しめる趣味に没頭する時間を作りましょう。

    • 自然に触れる: 公園を散歩したり、ベランダで植物を育てたり、自然の緑や風を感じることでリラックスできます。

    • アロマや音楽: 好きな香りのアロマを焚いたり、リラックスできる音楽を聴いたりするのも効果的です。

  3. コミュニケーションでストレスを軽減: 一人で抱え込まず、信頼できる人に話を聞いてもらいましょう。

    • 同僚や友人: 仕事の愚痴を聞いてもらったり、共感し合ったりすることで、ストレスが軽減されることがあります。

    • 家族: 家庭での時間は、仕事のストレスを忘れさせてくれる大切な場所です。

    • 専門家: もし、強い不安や抑うつ状態が続く場合は、心療内科やカウンセリングなど、専門家のサポートを検討しましょう。

  4. 食事と睡眠で心身の土台を作る: メンタルヘルスは、身体の健康と密接に繋がっています。

    • バランスの取れた食事: 脳の働きをサポートするビタミンB群やD、オメガ3脂肪酸、トリプトファンなどが豊富な食材を意識的に摂りましょう。

    • 質の良い睡眠: 前回の記事(10. 眠れない夜はもう終わり!夏の快適睡眠術で疲労回復)を参考に、寝室環境を整え、十分な睡眠時間を確保しましょう。

  5. 「完璧主義」を手放す: 夏の体調は万全ではないことが多いため、いつも通りのパフォーマンスが出せないこともあります。そんな自分を受け入れ、「今日はここまでで十分」と割り切ることも大切です。

夏のメンタルヘルスケアは、あなたの仕事のパフォーマンスだけでなく、私生活の充実にも繋がります。無理せず、できることから始めて、心身ともに健康な状態で夏を乗り切りましょう!

次回は、夏のスキルアップと自己成長のチャンスについて解説します。