2025/04/14
面接の受け答え術~長所と短所~
こんにちは!アイビーズ株式会社です。
4月の第6回目のコラムでは、面接で頻繁に聞かれる質問「長所と短所」についてご紹介いたします。自分の長所をアピールすることはもちろん大切ですが、短所にどう向き合い、改善しようとしているのかを説明することも、面接では重要なポイントとなります。今回は、長所と短所をうまく伝えるためのコツと、例文を交えた解説をお届けします。
1. 長所と短所を答える際のポイント
面接で「長所と短所」を聞かれた際、単にそのまま答えるのではなく、自分をどのように理解しているか、そしてそれをどう活かし、改善しようとしているかを伝えることが大切です。
1-1. 長所は具体的に
長所を伝える際は、具体的なエピソードや実績を交えると、説得力が増します。ただ「明るい性格です」や「責任感があります」など、抽象的な言葉だけでなく、どのようにそれが仕事に生かされているのかを具体的に説明しましょう。
1-2. 短所は改善意識を示す
短所に関しては、ネガティブな側面をそのまま述べるのではなく、改善するために努力している姿勢を強調しましょう。面接官は、自分の欠点を認識し、改善に向けて努力する姿勢を高く評価します。
1-3. 長所と短所のバランス
長所をアピールする際に、その裏にある短所も合わせて触れると、バランスが取れた印象を与えます。例えば、「細かいところまで気を使う性格ですが、時に細かすぎて時間をかけすぎてしまうことがあります。それを改善するために、時間管理を意識し、効率的に進めるよう努めています」といった形で伝えます。
2. 回答例
例1:長所:ポジティブな思考力、短所:完璧主義
「私の長所は、常にポジティブに物事を考えることができる点です。仕事で何か問題が発生した場合でも、前向きに捉え、解決策を考えるようにしています。この姿勢が、チームの士気を高めることにもつながり、以前の職場ではプロジェクトが予定通り進行した事例もあります。一方で、完璧主義なところがあり、細かい部分にこだわりすぎてしまうことがあります。現在は、重要な部分に集中して効率よく仕事を進めるよう心掛けています。」
例2:長所:柔軟性、短所:優柔不断
「私の長所は、柔軟に対応できる点です。新しい環境や仕事にすぐに適応できるため、変化の多い職場でもスムーズに業務をこなすことができます。実際に、前職では新規プロジェクトの立ち上げに携わり、素早く状況に合わせた対応をすることで、プロジェクトを成功に導きました。しかし、柔軟に対応するあまり、時には意思決定を下すのに時間がかかってしまうことがあります。そのため、現在は、重要な場面では決断を迅速に下すことを意識し、改善に取り組んでいます。」
例3:長所:責任感、短所:お節介
「私の長所は責任感が強いところです。任された仕事は必ずやり遂げることを大切にしており、前職でもプロジェクトの進行管理を任され、チームメンバーと共に無事にプロジェクトを完遂しました。ただ、時には周りの人を気にしすぎてしまい、必要以上に手を貸してしまうことがあります。今は、そのバランスを取るように意識し、他の人に任せることも大切だと考えて行動しています。」
3. まとめ
面接で「長所と短所」を尋ねられた際、重要なのは自分の強みをしっかりと伝えつつ、短所については改善するために努力している姿勢を示すことです。自分を理解し、成長するためにどのように行動しているのかを伝えることが、面接での成功に繋がります。
次回もぜひご覧ください!
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