2025/05/02投稿者:ミケジョ事務局

5月号コラム:働く人のための制度ガイド~法定制度と福利厚生~

こんにちは、アイビーズ株式会社です!
5月のコラムでは、働く環境をより快適に、安心して長く働けるように整える「働きやすさを支える仕組み」について様々な制度をご紹介していきます。

 

会社選びや転職活動において、「福利厚生って大事!」という言葉をよく聞きますよね。
でも実際には、「どんな制度があるの?」「どこまで会社がしてくれるの?」といった疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。

本日はまず、「法定制度」と「企業独自の制度(福利厚生)」についてご紹介します!

 

「法定制度」とは?

法定制度とは、法律で定められている福利厚生制度です。

社員が安心して働くための最低限の保障を目的としています。

 

<代表的な法定制度>

健康保険(医療費が3割負担になる、傷病手当金など)

・厚生年金保険(将来の年金額が国民年金より多くなる)

・雇用保険(育児・介護給付など)

・労災保険(業務中や通勤中のケガ・病気に対応)

・介護保険(40歳以上が対象。介護が必要になったときに支援)

 

 

福利厚生とは?

福利厚生とは、会社が社員の働きやすさ・暮らしやすさを支えるために用意している制度やサービスのこと。

給与や賞与とは別に、生活面・健康面・将来の安心までサポートしてくれる“会社からのプラスの支援”といえます。“社員により良い環境で働いてもらいたい”という企業の想いが込められており、会社ごとに特色があります。

会社ごとに制度の有無や内容は異なりますが、どんな手当や仕組みがあるのかを知っておくことで、求人選びの際にも役立ちます!

 

<代表的な福利厚生>

・住宅手当、家族手当、通勤手当

・健康診断や人間ドックの補助

・社員食堂、フリードリンク、カフェスペース

・社員寮完備

・資格取得支援制度

・特別休暇制度 など

 

こうした制度があることで、生活にゆとりが生まれ、働くモチベーションにもつながります

 

 

福利厚生は“会社にいる時間”だけのものじゃない

福利厚生の本当の価値は、社員の“人生そのもの”を支えることにあります。

仕事中のサポートはもちろんのこと、プライベートの充実、家庭との両立、将来の安心まで含めて考えられているのが、現代の福利厚生です。

 

まとめ

法定制度:国の法律で決まっている、基本の社会保障制度

福利厚生:会社が自由に整える、生活やキャリアを豊かにする制度

 

どちらも働くうえで欠かせない大切なサポートです。
求人を探すときや企業を選ぶときは、「自分にとって必要な福利厚生があるか?」も、ぜひチェックしてみてくださいね!

次回は、制度ごとのポイントを詳しく解説していきます。どうぞお楽しみに!