2025/04/30投稿者:ミケジョ事務局

面接の受け答え術~聞くべきポイントと例~

こんにちは!アイビーズ株式会社です。

 

面接を受ける際、面接官から「何か質問はありますか?」と聞かれることがあります。この質問は、応募者が企業についてどれだけ興味を持ち、どのように自分がその職場で活躍できるかを考えているのかを確認するためのものです。逆質問は、単なる確認ではなく、企業への本気度や自分がその職場でどのように働きたいのかをアピールするチャンスでもあります。

今回は、面接での逆質問の重要性と、具体的にどんな質問をするべきかについてご紹介します。

 


1. 逆質問の意義

面接の終盤に「質問はありますか?」と尋ねられたとき、どんな質問をするかで、あなたが企業に対してどれだけ理解を深めているか、そして自分のキャリアや仕事に対してどれだけ真剣に考えているかが伝わります。逆質問をしっかりと行うことで、面接官に「この人は本当にその企業で働きたいと思っている」と強い印象を与えることができます。

 


2. 逆質問の基本ポイント

逆質問では、以下のポイントを押さえておくと効果的です。

  1. 企業の文化やチームの雰囲気について聞く
    自分がその職場で働いたときにどのようにフィットするかを考えるため、職場環境や文化に関する質問をすることが有効です。

  2. 成長の機会に関する質問
    キャリアアップやスキルアップのチャンスがどのように提供されているかを尋ねることで、自己成長を大切にしている姿勢を見せることができます。

  3. 仕事内容の具体的な部分について聞く
    面接で話した業務内容に関して、さらに詳しく聞いてみることで、その仕事に対する理解を深めるとともに、自分の意欲を示すことができます。


3. 逆質問の例

以下に、実際に使える逆質問の例をご紹介します。自分の関心や疑問点に合わせて、使ってみてください。

例1: 企業文化やチームの雰囲気について

  • 「貴社の社風やチームの雰囲気についてお聞きしたいです。特に、部署間の連携やコミュニケーションの取り方について教えていただけますか?」
  • 「職場でのチームワークを大切にしていると伺いましたが、具体的にどのような取り組みが行われているのか、教えていただけますか?」

例2: 成長やキャリアアップについて

  • 「貴社でのキャリアパスはどのように描かれていますか?入社後、どのようなステップで成長できるのでしょうか?」
  • 「新人研修やスキルアップのためのサポート体制について、もう少し具体的に教えていただけますか?」

例3: 仕事内容について

  • 「このポジションで最初の3ヶ月間、どのような業務を優先的に行うことになりますか?」
  • 「この仕事で求められる一番重要なスキルや特性は何だと考えていますか?」

例4: 企業のビジョンや将来性について

  • 「今後の事業展開や新しいプロジェクトについて、何か予定があれば教えていただけますか?」
  • 「今後、貴社が目指す成長の方向性や戦略についてお聞かせいただけますか?」

例5: 面接後の選考プロセスについて

  • 「今後の選考フローについて、何か次のステップがあれば教えていただけますか?」
  • 「面接後、最終的な決定はどのように行われますか?」

 


4. 質問を避けるべき内容

逆質問は効果的に使うべきですが、質問する内容には注意が必要です。以下の内容は避けるようにしましょう。

  1. 給与や福利厚生ばかりを聞く
    初対面の面接で、給与や休暇日数ばかりを尋ねるのは印象が良くありません。これらは選考後に改めて確認すべき内容です。

  2. 面接の結果を尋ねる
    面接後に結果がいつわかるかなど、選考の結果について尋ねるのは避けましょう。逆質問はあくまで企業の業務や文化について、深く理解したいという姿勢を見せるために使います。


5. まとめ

逆質問は面接の中でも重要な役割を果たします。しっかりと事前に企業の情報を調べ、実際に自分がその企業でどのように働くかを考えた上で質問することが大切です。質問を通じて、面接官に対して自分の意欲や真剣さを伝えることができ、さらに企業への理解を深めることができます。

次回も、面接に役立つコラムをお届けしますので、お楽しみに!