2024/10/16投稿者:ミケジョ事務局

おすすめの資格シリーズ第六弾!【衛生管理者】

こんにちは!アイビーズ株式会社です。

今回は、おすすめの資格シリーズ第六弾として「衛生管理者」についてご紹介いたします。

 

衛生管理者は、職場の安全と健康を守るために必要な資格であり、特に製造業、建設業、サービス業など、従業員50人以上の事業所において、必ず配置することが法律で義務付けられています。この資格を持つことで、職場での責任あるポジションに就きやすくなり、キャリアアップにもつながります。

 

衛生管理者とは?

衛生管理者とは、事業所の労働環境や従業員の健康を守るために、適切な衛生管理を行うための国家資格です。企業の安全衛生管理体制を整える役割を担い、特に従業員50名以上の事業所では、衛生管理者の配置が義務付けられています。

  • 対象者:製造業、建設業、運輸業、サービス業など、幅広い業界で必要とされる資格です。管理職やリーダー職を目指す方、職場の安全を守る責任を担いたい方に最適です。

  • 資格の種類:衛生管理者には「第一種」と「第二種」の2つの種類があります。

    • 第一種:すべての業種に対応できる資格です。製造業や建設業、鉱業などを含むすべての職場で有効です。
    • 第二種:一部の業種(金融業やサービス業など)に限定される資格で、製造業や建設業には対応していません。

 

衛生管理者のメリット

衛生管理者の資格を取得することで、企業内での重要なポジションに就くことができ、職場全体の安全性を確保する役割を担うことができます。具体的なメリットは以下の通りです。

  • キャリアアップに有利
    衛生管理者の資格を持つことで、職場内での管理職やリーダー職への道が開かれます。特に安全衛生の面で責任を持つポジションに就くことができ、企業内での信頼も高まります。

  • 法律に基づいた職場管理
    労働安全衛生法に基づいて職場の衛生管理を行うため、法的な知識を持ち、職場の安全性を確保することができます。この資格を持つことで、企業は法令遵守の姿勢を強化でき、従業員の安心感も高まります。

  • 幅広い業界で活躍できる
    第一種衛生管理者の資格は、製造業、建設業、サービス業など、あらゆる業種で求められており、転職活動にも有利です。特に大企業や工場、建設現場では衛生管理者の配置が義務付けられているため、常に需要があります。

 

取得までのステップと費用

衛生管理者資格を取得するには、一定の実務経験が必要ですが、未経験からでも取得可能な資格です。以下は一般的な取得の流れです。

  • 学習期間
    衛生管理者資格の取得には、通常2~3ヶ月の学習が必要です。試験範囲は広く、労働安全衛生法、労働衛生、職場の危険予防など、幅広い知識を学ぶ必要がありますが、テキストや問題集を活用して効率的に学習することが可能です。

  • 試験内容
    試験は「労働衛生」「労働安全衛生法令」「労働衛生技術」の3つの科目から構成されます。法令に基づいた知識を学び、職場の健康管理や災害防止策についての理解が求められます。

  • 費用
    試験の受験料は6,800円(2024年現在)で、テキスト代や講習費用を含めると総費用は2万~3万円程度になります。企業によっては、資格取得をサポートするための補助が出る場合もあります。

 

どんな職場で活かせる?

衛生管理者の資格は、特に従業員数が多い事業所で求められるため、以下のような職場で活かすことができます。

  • 製造業・工場:機械や化学製品を扱う現場では、作業員の安全と健康を守るために衛生管理者が欠かせません。

  • 建設業:建設現場では、重機や作業員の安全を確保するため、衛生管理者が現場を監督します。

  • サービス業:従業員の健康管理や労働環境の改善を通じて、安全な職場作りをサポートします。

  • 運輸業:物流センターや運転手の労働環境を管理するため、衛生管理者が必要です。

 

こんな方におすすめ!

衛生管理者の資格は、特に次のような方におすすめです。

  • 製造業や建設業で働いている方
  • 職場の安全衛生に興味がある方
  • 管理職やリーダー職を目指している方
  • 転職市場で競争力を高めたい方

 

衛生管理者は、職場の安全と健康を守るための重要な資格です。企業内でのキャリアアップを目指す方や、より責任あるポジションを担いたい方には、ぜひ取得を検討していただきたい資格です。

 

次回は、さらに別のおすすめ資格についてご紹介いたしますので、どうぞお楽しみに!

 

また、お仕事に関してお困りごとがございましたら、アイビーズ株式会社までお気軽にご相談ください。